1日を振り返って見ると
私はキッチンにいる事が多い。
料理しなくてもキッチンにいる。
ほぼキッチンで暮らしている、
と言っても過言ではない。
以前、家族にあまりにも台所にいるので
妖怪台所と呼ばれた事もある。
自覚がなかっただけに、意識してみると
ホントだ。ずーっといる。
人が暮らすのに、
仕事してても何もしない1日も
断食でもしない限り
何か食べて暮らしてる。
私は料理を作るのが好きなので
誰かのために作る料理も好きだけど、
自分だけのご飯も作るのが好き。
食べるのも作るのも好き。
もしキッチンが無くて
誰かに美味しいものを毎日与えられても
最初は嬉しい反面、
だんだん物足りなくなるだろう。
生きてる張り合いみたいのが
なくなって行く気がする。
心の腕がもがれた感じ。
自分が家を建てた時も
キッチンの間取り棚の高さなど
細かいところまでを1番に考え、
工務店さんにリクエストした。
次に家を建てることがあったなら、
キッチンを中心にデスクワークや
居心地よく過ごせる場所を創ってみたい。
私にとって暮らしの中に料理や食があって
それが人生に彩りを与えてくれている。