最近、油をなるべく少なくして
美味しい料理にたどり着けないか
思案している。
お食事を作る仕事をしてきて、
揚げ物や甘みが強い主菜は
「美味しかった」の声が多い。
速球で味覚に辿り着いてるからだ。
最近も近所の料理屋さんの
日替わりランチが揚げ物の日は
強い(お客さんがたくさんくる)
と聞いたばかり。
たまに食べてもらう料理、
外食産業は瞬時の美味しいに敏感で
必要以上に砂糖と油を
使っているような気がする。
でも心も体も、どちらも美味しいと
感じる食事があるんじゃないか?
自分の中では、口に入れて
瞬時に「美味しい」と思うのは
最後には食べ過ぎとか
油や砂糖・塩分が
体にとっては少し
負荷がかかる気がする。
巷で健康の話題が溢れ、
最近「外食が多い」という話を
誰かがすると「あー」と答える。
その「あー」の正体は、
あーそれだとちょっとカロリーや
油・砂糖などとりすぎちゃってるね
みたいなお互いの経験の共感なんじゃないか。
食堂で出す食事は
心も体も美味しい、なんか
じわーっと感じるに近い
満たされ感がある外食を目指したい。
食べた後も快適にその後元気に過ごせる。
せっかく食べにきてもらって、
とり過ぎの助長はしたくない。
健やかに過ごしてほしいのだ。
最低限の砂糖と油。
とりすぎ注意とはいえ、
砂糖も油も全ての調味料が
適量だったら
美味しい料理に欠かせない
共演者になってくれるだろう。
美味しい。となる料理の方程式を
いつも模索している。