美味しいものを食べるのが大好き。
美味しいものが食べられるのなら、
遠くても高くても時間がかかっても
気にせず美味しいものに向かっていける。
と思っていたのだけど、
これは娯楽な感覚に近い。
いくら好きでも、毎日娯楽三昧だとしたら
何だかキラキラしていたものが、
色褪せて 疲れてきて
日常が恋しくなる。
毎日外食だとそれに近い気持ちになる。
ご飯をそんな風に眺めると、
何の無理もなく身近にある
名前もない茶色いご飯
玄米と味噌汁とその時あるもの。
高級でなくても、質の良い、
作り手が見える野菜や調味料さえあれば
焼いたり煮たり そんなに手間を
かけなくても美味しくなる。
私のベストは
豆腐屋さんがあげた油揚げを
トースターで焼いて
醤油と一味をかけて、
庭からネギや三つ葉など
季節の薬味を刻んでのせる。
糠漬けがあったりしたらもう最高!
なぜだかそんなことを考えると、
早く家に帰ってご飯にしたい衝動が湧き起こる。
茶色いご飯が好き。